Grabタクシーは東南アジア8ヶ国で使える仕事や旅行に便利なタクシー配車アプリ。
海外でのタクシーは言葉の壁やぼったくりなど心配ですが、Grabタクシーならそういった心配が一切ない優秀なサービスです。
旅行や観光の利用はもちろんのこと、ベトナム駐在の私は仕事でもこのGrabタクシーを利用することで経費削減に大きく貢献してくれています。
Grabタクシーについては以前、【絶対役立つ】ベトナム旅行のアイテム6選で少し触れましたが、今回は更に詳しく解説していきます。
目次
Grabタクシーとは
Grabタクシーは世界8ヶ国(シンガポール/マレーシア/タイ/フィリピン/ベトナム/カンボジア/ミャンマー)で共通して使用できるタクシー配車アプリ。
一度登録すれば上記のいずれの国でもそのまま利用が可能です。
またタクシー配車以外にアプリ内には様々なサービスが用意されています。
- タクシー/バイクタクシーの配車
- 食事/飲み物のデリバリーサービス
- 宅配サービス
- 買い物代行サービス、など
今回は旅行でも仕事でも使えるGrabタクシーの利用方法に焦点を絞り解説します。
Grabタクシーのメリット/デメリット
Grabタクシーを利用することによるメリット/デメリットを簡単にまとめると以下の通り。
利用する状況にもよりますが、普通で考えればメリットの方が大きく、特に乗る前から料金が分かっていたり、セキュリティー面で安心できる点が嬉しいと感じます。
対象地域でお仕事されてる方や旅行に行かれた際は活用を強くお勧めします。
登録方法の注意点
- アプリは日本語非対応:英語設定にしましょう。
- 日本の携帯番号では登録できない場合がある。
情報登録の際に携帯番号を入力しますが、たまに日本の番号では受付けてくれない場合があるので、その場合は対象の国に到着後、空港などで現地のSIMカードを購入し、その番号で登録をしましょう。(携帯とSIMについてはデュアルスマホの記事もチェック)
- クレジットカードを登録しよう。
タクシードライバーは釣銭を十分に持っていない場合が多いので、旅行の場合はクレジットカード。出張や駐在者などビジネス利用の場合はコーポレートカードか銀行カードの登録がお勧め。
Grabタクシー/Grabバイクを呼ぶ
①目的地設定
Grabタクシーで説明を進めますが、Grabバイクも操作方法は同じ。
最初に目的地を設定。
- アプリを開いたら画面左上の【Car】をタップすると「Where to?(どこへ?)」と尋ねてくるのでタップして目的地の住所や施設名などを入力。
地図上のブルーのポイントは現在自分がいる位置です。
因みに上のRentを選ぶと時間レンタル、左下のLaterを選ぶと日時指定予約が可能となりますが、これの説明はまた別に掲載します。
今回はハノイのノイバイ空港国際便ターミナルまで行くとして、キーワードを入力すると関連する施設が出てくるので目的の施設を選んでタップします。
因みに「Choose from Map」をタップすると地図上のポインターを移動して直接目的地を設定することも出来ます。
②乗車位置/車種の設定
次に現在地の設定をします。
GPSにより、自分の現在地が表示される。
- 乗車位置がここで問題がなければ[Confirm Pick-Up]をタップ。
- 微調整が必要なら表示されている候補から選択するか、地図を動かしてポイントを設定し[Confirm Pick-Up]をタップ。
目的地までのルートと確定料金が表示される。ただし、この表示金額には空港入場料金/有料道路料金/待機料金などは含まれませんので、発生した場合は追加料金となります。
- 目的地横の[+]をタップすると目的地を追加できる。
- [Cash]をタップすると支払い方法を登録したカードなどに変更できる。
- [View All]をタップすると車種を変更できる。
- 最後に[Book GrabCar]をタップで完了。
現在地から一番近くにいるGrabタクシーを自動で探し、配車が確定するとその車種とドライバー情報が表示されます。
因みにバイクの場合は車と比べ価格が半値以下とかなりお得なのでお一人での短距離移動にはメチャクチャお勧めで私もよく利用します。
もちろん配車確定後のキャンセルも可能。
③乗車方法
Grabの配車が確定すると以下のような情報が表示されます。
- Grabタクシーの現在位置
- 指定した乗車位置までのおおよその到着時間
- ドライバーの顔写真と評価
- 車のナンバー
通常ならこのまま待っていればタクシーが迎えに来ます。
④タクシーと合流できない場合の対処法
指定した位置が間違ってたなど何らかの問題でタクシーと合流できない場合があります。その場合ドライバーから確認の電話が来たり、それでも合流できないと最終的にはドライバーからキャンセルされてしまいます。
もし心配な場合や合流できない場合は目印になる写真をドライバーに送信しましょう。
Grabタクシーに乗る
乗り方はとても簡単です。
指定の車が来たら乗るだけ。特にドライバーと会話する必要性は無く、相手も求めてきません。
ただし大切な注意点があります。
車のナンバーが合ってるか確認!
- タクシー待ちしてそうな人を見つけると乗れと合図してくる偽Grabに注意!
- 特にバイクタクシーは偽のGrabジャンバーを着てたりする!
ナンバーが違う場合は乗車しない
Grabタクシーを降りる
目的地に到着したらアプリの表示料金を支払って降車するだけ。
ただし以下を利用した場合はアプリに料金が反映されないのでドライバーに追加で支払います。追加料金はドライバーが伝えてくれます。
支払いをカードにしている場合はドライバーが追加料金も合算してくれるので現金は必要ありません。
- 有料道路
- 空港などの有料ゲート
- 車を待機させた場合の待機料金など
・支払いが現金の場合はアプリの表示額+追加料金を支払い降車。
・支払いがカードの場合はそのまま降車。
ビジネスにも便利なGrabCar
GrabCarには時間レンタル(GrabRent)や日時指定予約などの利用方法もあるので私はビジネスでも利用してます。
私の駐在するベトナムでは車をドライバー付きで契約する場合に月15万円+燃料費が最低でも必要になりますが、Grabをうまく活用することによって半額程度に抑えることができました。
ビジネスで利用する場合はGrabRentの利用は必須になってきますので、この使い方はまた別の記事でお伝えします。
その他、beタクシーとVinタクシーの紹介
2024年現在ではGrabと同様の配車サービスも充実。
簡単に特徴をまとめますので状況によって使い分けしてみてはいかがでしょうか。
使い方はいずれもGrab同様です。
beタクシーはGrabに比べて若干安い価格設定になっています。
ただし台数が少ないのか、つかまり難い印象。
クセのあるドライバーが多いのでビギナーの方にはあまりお勧めしたくない。
Vinタクシーはベトナム屈指の自動車メーカーVinFastが運営する一番新しい配車サービス。
車もバイクもVinのEV車、価格帯は3社の中では若干高めだが車もドライバーも質が良く社内もきれいで心地良い。
更にラグジュアリー車も価格1割増し程度で選択でき、この場合はSUV社に乗ることができる。
このドライバーは特に教育が徹底されていて接客も運転も紳士的。
一度は利用の価値あり。
配車アプリは天候や混雑時などの状況によって同じ距離でも価格が変動します。
場合によってはGrabよりVinの方が安い場合も有るので、それぞれのAppを登録し、利用の際に一番安いサービスを比較し利用するのも賢い方法です。
損をしないためのツアー紹介
何はともあれまずは海外へ足を延ばしましょう!
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プランの中のフリーな時間を上手くタクシーを活用し、他の人より充実度の高い旅行をエンジョイしましょう!